高耐圧 36V/600mA小型 コイル一体型 降圧DC/DCコンバータ XCL247/XCL248シリーズ
2025/04/18トレックスセミコンダクタ
電源/パワー
2025年4月17日
トレックス・セミコンダクター株式会社(東京都中央区 代表取締役:木村 岳史 以下トレックス)は、 省スペース、軽負荷高効率といった使いやすい特徴により、産業用途/一般民生用途等あらゆる分野でご使用頂ける小型汎用高耐圧、コイル一体型 降圧同期整流 ”micro DC/DC” コンバータ、XCL247/XCL248シリーズを開発しました。
XCL247/XCL248の最大の特徴は36V高耐圧でありながら超省スペース(図1)、かつ自己消費電流が11μAと小さいため、VIN=12V, VOUT=5V, IOUT=1mAの効率は86%、IOUT=300mA時では88%と、軽負荷から重負荷まで高効率を実現する点です。(図2)この省スペースかつ高効率という特徴を活かし、従来から広く使われているパッケージサイズの大きい中高耐圧LDOからXCL247/XCL248に置き換えることで、ICの発熱課題を簡単に解決致します。(図3: 8.0x12.5mm ⇒ 7.3x8.1mmで40%サイズダウン、発熱対策の例)
XCL247/XCL248の入力電圧は最大36Vで、産業機器等でよく使用される12Vや24Vの電源入力に対応、かつ、出力電流は通信やセンサー等に十分な最大600mA、さらに動作温度範囲は-40℃から105℃に対応しています。
コイル一体型であるため、プリント基板上の配線パターンを最小化、この電流ループからのノイズ放射を大幅に低減する効果があります。また、コイルを選定する必要が無いので、部品選定/入手/評価/登録といった開発に必要な期間や手間の大幅な削減にも貢献致します。
またXCL247/XCL248シリーズは中高耐圧DC/DCコンバータによく使用されるNchドライバFETではなく、PchドライバFETを採用、これにより100%デューティー対応が可能なため、入力電圧が出力電圧設定値よりも下がった場合でも、入力電圧をそのままスルーして出力することが可能です。これにより、入出力電圧差があまり無い条件でも安心してご使用頂けます。(図4)さらに、出力電圧が十分に立ち上がったことをお知らせするPowerGood機能と、起動時のソフトスタート機能を使用することで、産機で要求の多い後段負荷システムの電源シーケンス制御を行うことが可能です。
詳しくはこちらをご覧下さい。
企業HP:
http://www.torex.co.jp/
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